キッチンって意外とモノが多くて、収納に困りますよね。とくに私の家のように余計なモノ(コーヒー器具)があったりすると仕舞う場所が足りなかったり、変に仕舞うと出すのが面倒になったりします。
じゃあ仕舞わずに出しておける収納を増やそう!にも、家具を買うような予算もスペースもありません。
そこで、キッチンのデッドスペースに棚を作ろう!という事で、カフェにあるような棚を作ってコーヒー器具を無駄に飾っていきたいと思います。じつは数年前にキッチンのデッドスペースに棚を一段作っていまして、今回はその棚をまた一段増やしていく様子を紹介します。
カフェにありそうなオシャレ棚の例

こんな感じで壁についてる棚。オシャレじゃないですか?
じゃあ早速作っていきます。レッツDIY!
作業する際の注意
作成に取り掛かる前にいくつか注意することがあります。ケガの防止にもつながりますので、必ず目を通しておいてください。
ビスは下地(間柱)にしっかり固定する
今回の施工方法は壁内の下地(間柱)にビスで固定する方法なので、石膏ボードに直接固定したい場合にはまた別の方法での施工となります。下地にビスが固定できていない状態では強度が足りないため、最悪棚が落下する危険性があります。
高所作業では細心の注意を
壁の高い位置に施工する場合は、脚立や踏み台を使用されるかと思います。安定した場所、安定感のある台を使用して、落下に注意して作業してください。
電動工具を使用する際は保護メガネや保護マスクを着用する
電動工具を使用する際は、目や肺を守るため保護メガネ、保護マスクを着用してください。また、服装はケガ防止のため長袖、長ズボンが好ましいです。
回転式電動工具を使用する際は軍手の着用は厳禁
回転式電動工具を使用する際は軍手などのほつれやすい素材のグローブの着用は厳禁です。工具の回転に巻き込まれてケガをする恐れがありますので、素手か専用のグローブを着用してください。
壁に棚をDIYで作成する方法
今回紹介する方法は、壁に穴を空けても許される環境である事が前提です。賃貸などでは実施できないDIYなのでご了承ください。
必要な工具

- インパクトドライバー(プラスドライバービット&ドリルビット)
- 穴あけ・ビス締めに使用する。写真は短めのドライバービットですが、後でロングタイプのドライバービットを追加しています。手元に無ければちょっと大変だけどキリ&ドライバーでも可。
- 下地探し針
- 壁の石膏ボード内の下地を探すのに使用。無くても施工は可能だけど、あった方が正確で信頼のある棚が作れる。
- マスキングテープ
- 壁に目印をつけるのに使用する。鉛筆で直接目印を書いて消しゴムで消すでもOK。
- メジャー
- 長めの寸法を測るのに便利。
- 水平器
- 棚の水平を取るのに使用。
必要な材料
今回使用する材料はこちら

- カフェ板 厚さ30mm×幅200mm×長さ2000mm
- カインズ ブラケット 幅1.5㎝×高さ17㎝×奥行17㎝ 耐荷重15kg ×2
- タッピングビス 4×40
棚を作成する手順

今回はこの棚の上のスペースにもう一段同じような棚を作っていきます。
手順をざっくりと説明すると
- 壁の裏の下地を探す
- 棚板の位置を決める
- 棚受けを仮留め
- 棚板の水平を取る
- 棚受けを本留め
- 棚板を棚受けに留める
- 完成
ポイントは下地を探してしっかりとビスで留める事。下地にビスを留めず石膏ボードに直接ビス留めしても、強度が足りず、最悪落下する危険性があります。
今回は使わないので説明は省きますが、石膏ボードにビス留めをする際は、必ずアンカーを打ってからビス留めをします。
もう一つのポイントは棚板の水平を取る事。メジャーを使って細かく寸法を測る方法もありますが、水平器を使えば簡単に垂直・水平を取ることができます。
1.下地探し
下地探し針を使って、壁の内部の間柱を探していきます。壁の下地は木材なので、そこにビスを留めることでしっかりと固定することができます。
下地探し針の先端には磁石が仕込んであり、先端を壁に当てることで石膏ボードの裏に隠れたビスの位置を探すことができます。

先端の磁石が壁側にピタッとくっつきます。ここにビスが留められていますので、間柱がこの位置にあるという事がわかります。


下地ビスの上に重ねてビスを留めることはできませんので、下地ビスの位置を把握できるようマスキングしておきます。

次は下地探し針の「針」を刺してみます。沈んだメモリを読むことで、間柱までの深さを測ります。間柱までの深さ15mmですね。これで、下地までの距離が15mmだということがわかりました。この作業をすることで必要なビスの長さを決めることができます。
下地には最低でも20mm以上はビスを打ち込みたいので、ブラケットの厚み(3mm)、下地までの距離(15mm)を足すと…
20+3+15=…うーん…38!
つまり最低でも長さ38mmのビスが必要となります。今回使用するビスは40mmですので十分な長さとなります。

反対側も同じように下地ビスの位置と間柱の位置を把握しておきます。一般的な家屋ですと455mm(45.5㎝)間隔で間柱が配置されています。
2.棚板の位置を決め
次は棚板をどの高さに設置するかを決めます。おおよその位置は決めていますが、ここで正確な位置を決めていきます。
下の段にはお茶を収納しているカゴとボックスを置くので、「うーん…余裕を持って22cmくらいか(適当)」。これで位置が決まりました。


3.棚受けを仮留め
片側の棚受けを仮設して棚板の位置を決定します。


下の棚から22cmの高さにマスキングをし、ブラケットを設置する位置にペンで印をつけました。この時、ブラケットのビス留め用の穴が下地のビスに重なっていないことを確認してください。
確認ができたらブラケットをビス留めする位置に印を付けます。

インパクトで穴空け。曲がらないよう壁にまっすぐ立てて穴を空けます。

空けた穴に合わせてブラケットを仮止め(留め切らない状態)します。ここまででは一ヶ所のみビスで留めて次の工程へ。
4.棚板の水平を取る
棚板を実際に壁に当てながら水平をとっていきます。ここで棚板が水平になる位置にもう片方のブラケットを設置します。
棚板の中心に水平器を置いて、気泡が二本の線の間に均等に納まるように角度を調整します。
棚板が傾いてる状態だと気泡も傾いています。

気泡が二本の線の中に納まりました。これで水平がとれたので、この状態を維持しながらもう片方のブラケットも仮止めしていきます。

5.棚受けを本留め
仮留めしたブラケット(棚受け)を壁に本留めし、完全に固定していきます。
ドリルビットで下穴を空けて、ビスで固定します。4本すべてのビスをしっかりと締めきってください。


6.棚板を棚受けに留める
棚板をブラケットに固定します。
左右のバランスを考えながら棚板をブラケットの上に仮置きして、ビスを留める位置にペンなどで印をつけます。

棚板の印をつけた部分にビス留め用の穴を空けていきます。貫通しないよう注意して空けてください。
自信がない方はドリルビットにマスキングテープで目印をつけると、貫通するのを防げます。ビスの長さが16mmなので穴の深さはやや短い15mmで取っています。

マスキングテープを貼った位置まで穴を空ければ15mmの穴が空けられます。これなら貫通してしまうことがないのでおすすめです。

下穴を空け終わったらいよいよブラケットと棚板を結合します。完成間近です。
残念ながら隙間にインパクトが入らないので、手でビスを締めました。短いビスなので手でも簡単に締まります。4ヶ所すべて締めれば完成です。

7.完成

どうでしょうか。使用する材料にもよりますが、このように簡単にカフェ風の棚が作成できます。

物の配置がセンス無くて台無しですね。笑
まとめ
今回は壁に穴を空けられる環境での施工でしたので、材料や工程も少なくて済みました。木材の切断などの面倒な工程もありませんので、比較的簡単に作成できるかと思います。
この棚のおすすめな点は
カフェ風でオシャレなところとオープンな収納なので、器具を出すのが面倒にならないところです。(笑) それに、コーヒー器具ってオシャレなものが多いので、あえて見える場所に食器や器具を飾って、インテリアの一部として楽しむのも良いんですよ。
キッチンの壁に十分なスペースさえあれば作れるので、カフェ風の棚が欲しい方はぜひ挑戦してみてください!